バナナとスプライトで嘔吐するのはなぜ?自分の体で実験してみた!

趣味のYouTube動画を見ていたらバナナとスプライトを一緒に食べて嘔吐してしまうという動画を発見。でも、ちょっと信じられませんよね。

よし!それなら自分が実際にやってみて本当に嘔吐をするのか検証してみよう。

ということで今回、用意したのがこちら。

  • バナナ1本
  • スプライト500ml

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バナナを1本食べた後にスプライトを全て飲むというのが一般的なやり方です。なので、まずはバナナを1本完食。

続いて、恐る恐るスプライトを全て飲みきる。←スプライトは強い炭酸なので全て飲むのが一番大変でした。( ´Д`)y━・~~

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果たして、どうなったのか?

気になる結果は「ゲップがすごい出る」。しかも、それがバナナの臭いと混ざって臭いんですよ。さらにスプライトを1本飲んだので、すごくお腹が張って少し苦しかったです。

しかし、肝心な嘔吐がする気配はありません。一応ビニール袋を用意したんですけどね。

つまり、バナナとスプライトは動画のように嘔吐する人もいれば私みたいに嘔吐しない人もいます。

なので、今回はバナナとスプライトで嘔吐してしまう謎を紐解きながら、嘔吐する人としない人がいる理由も紹介していきます。

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バナナとスプライトで嘔吐する仕組み

バナナを食べてスプライトを飲むと嘔吐するのは

  1. バナナとスプライトで胃の中がパンパンになる
  2. 胃がパンパンになったことが原因で嘔吐がおきる

という仕組みです。

だれもがバナナスプライトは体の中で不思議な化学反応が起こって嘔吐してしまうと考えたでしょう。でも、仕組みはただの食べ過ぎです。

食べ放題などでついつい食べ過ぎてしまい、嘔吐まではいかないけど吐き気がするということがありますよね。それと同じです。

でも、バナナとスプライトだけでお腹が張るなんて想像できませんよね。

なので、まずは、その理由から見ていきましょう。

バナナとスプライトで胃がパンパンになる理由!

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まず、バナナは食物繊維が豊富です。食物繊維は胃の中で水分を吸収して、膨らむという性質があってバナナも胃の中が膨らんでいます。

また、バナナはよく消化に良いって言いますよね。なので、すぐにペースト状になって嘔吐しやすい状態になっています。

そして、スプライトは炭酸が強い飲み物。炭酸飲料はもともと二酸化炭素を気圧で無理矢理溶かしてできた飲み物です。(初めて開ける時にはプシュと音がしますよね)

でも、二酸化炭素は水に溶けにくい性質です。なので、常に外に出ようとしています。

これと同じで胃の中に流れたスプライトもゆっくりと二酸化炭素(炭酸)が抜けていき、全て飲みきる頃にはもう胃は炭酸でパンパンです。

これって何かに似ていません?

そう。蓋を開けたコーラが1・2日後には炭酸が抜けて不味くなっている現象。これも蓋のわずかなスキマから二酸化炭素がゆっくりと抜けています。

つまり・・・

  • スプライトで胃の中に炭酸がたまる
  • バナナは胃の中で膨らる

この2つによって胃の中はパンパンになっています。

では、次はどうして満腹だと嘔吐に繋がるのか、見ていきましょう。

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満腹が嘔吐に繋がる仕組み

そもそも嘔吐は体の中に悪いものが入った時に体が「これは早く外に出さないと!」と思って起きます。汚いイメージの嘔吐ですが、人間にとって悪いものを体から出してくれる大切な機能なんですよ。

具体的には脳にある嘔吐中枢が刺激されることで「嘔吐をしてください」と体中に伝えられ胃の中のものが逆流して嘔吐は起こります。

では、これをスプライトとバナナに当てはめて考えてみましょう。

まず、スプライトとバナナで急にお腹が張っている状態です。これでは消化器官の働きが乱れて・・・

これ以上入れてはダメだ。早く外に出さないと!

このように体が認識して消化管に関係する神経が刺激されて、最終的に嘔吐中枢が刺激されます。こうなるともう体が嘔吐する体制にスイッチオン。

通常、胃には食道から飲食物が入ってくる入口(噴門)と腸に出て行く出口(幽門)があります。そして一度飲食物が入ったらそれらが閉じて、逆流しない仕組みになっています。←逆立ちしても胃の中の物が出てこないのはこのため。

それが嘔吐中枢が刺激されたことで、胃の中にバナナ、スプライト、炭酸があるのに・・・

  • 腸につながる胃の出口が閉まる
  • 食道と胃を繋ぐ入口が開く
  • 食道が緩む

このような状態になります。こうなると物を吐き出せる準備は完了。あとはバナナとスプライトを重力に逆らって逆流させるだけですね。

逆流の仕組みも簡単で、嘔吐中枢が刺激されて入口が開いたり、出口が閉まると同時に腹筋や横隔膜、呼吸筋が急に縮まります。

そして、この縮まりが胃に圧力をかけて、中にあったバナナとスプライト、炭酸が強制的に押し出されます。その結果、嘔吐をしてしまう。

これがバナナとスプライトで嘔吐してしまう仕組みです。

嘔吐する人としない人がいる理由

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バナナとスプライトで嘔吐をしてしまう仕組みを解説してきましたが、その2つを食べて嘔吐をする人もいれば私みたいに嘔吐をしない人がいましたよね。

でも、それはただの量の問題です。

嘔吐をしてしまう仕組みは炭酸とスプライト、バナナで胃がいっぱいになることでした。しかし、動画などでバナナとスプライトを食べている人を見ると多くの人は500mlのスプライトとバナナ1本です。

バナナとスプライトが日本で広まるきっかけとなったアメリカの動画では1リットルのスプライトとバナナ2本を食べています。日本の約2倍。

そりゃぁ、1リットルとバナナ2本すべて食べれば嘔吐するよね。と思ってしまいますが…

つまり、やってみけどお腹が張るだけ、少し気持ち悪くなるだけと言うのは単純に量が足りなかっただけです。

また、お腹の状況でも嘔吐するのか変わってきます。

例えば、晩御飯や昼ごはんを食べた後を考えてみましょう。当然、胃の中は胃の中は食べ物でいっぱいですよね。

もし、こんな状況でスプライトとバナナを食べたら胃はさらにパンパンになってより嘔吐しやすくなってしまいます。これとは反対に空腹の場合はバナナとスプライトを食べても胃にはまだ少しだけ余裕があります。

なので、量だけではなく、食べるときの胃の状態も重要です。

また、人それぞれ体の性質が違うので当然、胃が弱ければ嘔吐しやすく、強ければたくさん食べても嘔吐しにくいです。なので、やってみるときは自分の健康も考えながら量を決めてくださいね。

最後に

バナナとスプライトで嘔吐をしてしまう仕組みを簡単にまとめると・・・

バナナを食べてスプライトを飲む→胃がスプライト・炭酸・バナナでパンパンに→これは大変だと思った体が嘔吐中枢を刺激→嘔吐をする

こんな感じです。

でも、これって単純に・・・

  • 食物繊維が豊富で消化の良い食べ物(バナナ)
  • 炭酸が強い飲み物(スプライト)

の組み合わせです。なので、バナナとスプライトに限らず桃やリンゴなどの消化の良い食べ物でもできそうですよね。

あと、実際にやってみて分かったのは嘔吐するにはそれなりの量のスプライトとバナナ数本が必要だということ。

嘔吐をするのは結構、大変ですが、気になった方はぜひ、自分でも挑戦してみてください。

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