りんご病に妊婦が感染した時の胎児への影響!後期なら大丈夫!?

ウイルスによる感染症である「伝染性紅斑」を、その症状の出方から通称「りんご病」と呼び、子供が発症しやすいことで知られています。

子供がりんご病に感染しても比較的、症状は軽いのですが、妊婦さんは免疫力が低下しているため、感染症にかかりやすく、

特にりんご病に感染してしまうとお腹の子にも影響を及ぼしてしまいます。

りんご病の流行は5年に1度やってくると言われており、2011年の流行から丸5年の2016年、2021年に大流行の兆しがあります。

ここからは、現在妊娠中のあなた、妊活中のあなた、あるいはそんな女性の周囲のあなたが、大切な命を守るための手引きです。

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大人(妊婦)が感染するとどんな症状が出る?

りんご病に大人(妊婦)が感染すると、4~15日間の潜伏期間を経てから発熱、頭痛、かゆみ、関節痛、悪寒、筋肉痛などの症状が現れます。

首のリンパ腺が腫れることもあり、大人が感染すると子供にくらべて、重症化することもあります。

りんご病の特徴ともいえる赤い発疹が現れるのは大人の場合、約25%にとどまります。

このことからも、風邪と勘違いしてしまい、感染の拡大につながってしまいます。

免疫力の低下により感染症にかかりやすい妊婦さんは特に注意が必要です。

妊婦が感染するとお腹の子に影響が!死産の可能性も

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「あなたひとりの身体じゃないんだから...」よく言われることですが、全くその通りです。

りんご病は妊婦さんが感染すると胎児感染する可能性が高い感染病です。

妊娠初期にりんご病に感染すると赤ちゃんを無事出産できない可能性もあります。

実際、2011年にりんご病が流行したとき、妊娠中に胎児感染してしまった妊婦さんが69人、そのうち、約7割の49人が無事出産することができなかったという報告があります。

妊娠中に母体と胎児に悪影響を与える可能性がある病気はほかにもありますが、りんご病を引き起こすヒトパルボウイルスB19は、赤血球のもとになる細胞を破壊してしまうので、

妊婦さんがりんご病に感染してしまうと、母体で一時的に赤血球が造成されなくなり、胎児に充分な血液が送ることができなくなってしまい、胎児貧血となることがあります。

また、胎盤を通して運ばれたウイルスが胎児に感染することもあります。

特に妊娠20週未満の妊婦さんがりんご病にかかり胎児感染してしまうと、胎児のからだがむくんだり、胸やお腹に水が溜まってしまう胎児水腫という症状が起こり、心不全などによって胎児の命の危険もあります。

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妊娠後期なら大丈夫!?

妊娠20週以降の感染であれば、胎児感染のリスクは比較的低いと言われており、妊娠33週以降であれば早期に出産し、胎外で治療するという選択肢もあります。

また、胎児水腫など発症した場合、治療を受けることもできます。

胎児の治療は簡単なことではありませんが、胎児治療の技術は飛躍的に進歩しています。

とは言え、妊娠期間中はいつでも胎児感染の可能性はありますので、妊娠中は、あらゆることを想定して対策をとるようにしましょう。

あなた自身の健康とお腹の子を守ることが妊娠期間におけるあなたの役目です。

あなたの周りには、同じ思いを抱いた妊婦さんがたくさん居ることでしょう。

りんご病は感染症です。

あなたが感染してしまうと周囲に感染させてしまうかもしれません。

逆の場合もあるでしょう。

ですので、しっかり予防しましょう。

りんご病に感染しないための予防方法!!

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胎児感染の予防法はまだ発見されていませんので、まず、あなた自身がりんご病に感染しないための予防を徹底しましょう。

りんご病は、風邪と同じように、せき・くしゃみなどによる飛沫感染や接触感染で広がります。

赤い発疹が出る1週間ほど前が、一番感染力が高く、多くの方が、赤くなってからりんご病に気づくので感染が拡大します。

また、先にお話ししたように大人が感染しても赤い発疹が出ない場合が多いので、さらに厄介です。

ワクチンはまだ開発されておらず予防接種で防ぐことができません。

つまり、自己防衛しかありません。

飛沫感染や接触感染から身を守るためには基本的なことですが、

  • 本格的に流行りだしたら外出を控える
  • 手洗いやマスクの着用
  • りんご病と疑わしき患者との接触を避ける

以上3点が有効です。

育児中(りんご病にかかりやすい5~9歳の子供をもつ)の妊婦さんが子供らから感染する例は特に多いので家庭内感染にも気をつけましょう。

旦那さんやお子さんなど身内の人にも予防してもらうことが必要です。

お子さんが通っている幼稚園や学校での感染情報にも注意しましょう。

りんご病は登校、登園禁止の対象とされておらず、子供の症状も軽いため、感染していても普段通り登校、登園します。

お子さんの感染にも注意して早めに対処しましょう。

子供が感染すると、赤い発疹が出現する前に、風邪によく似た、微熱、鼻水、鼻づまりなどの症状が出てきます。

お子さんでも、あなた自身でも、何らかの異変に気づいたら早めに医療機関を受診してくださいね。

あなたが笑顔で元気な赤ちゃんを抱くことができますように!

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