甲子園にコールドゲームはない!?29対7の試合もあった!!

もうすぐ夏、甲子園の時期が近づいてきましたね!

高校野球にちょっとでも興味のある方にとっては楽しみな季節になってきました。

地方予選が始まってくると、その勝敗をチェックし、「あーここは負けたのかー」とか「まさかこの高校が勝つなんて…!」と楽しんでいらっしゃる方も多いのでは?

地方予選の結果もちらっとチェックしつつ、甲子園も当然チェックしているような方は、コレに疑問を持ったことはないでしょうか?

地方大会ではコールド勝ちやコールド負けがあるのに、甲子園では全くない!ということに。

今回は、高校野球でのコールドゲームについて解説したいと思います!

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甲子園にコールド勝ちはある?地方予選は?

これは、日本高等学校野球連盟(高野連)や各都道府県高等学校野球連盟、国民体育大会(国体)が開催する高校野球の特別規則である「高校野球特別規則」に書かれています。

そのまま引用すると、

『13.得点差コールドゲームについて 正式試合となるコールドゲームを採用する場合は、5回10点、7回7点と統一する。ただし、選抜高等学校野球大会ならびに全国高等学校野球選手権大会では適用しない。』

引用元 http://www.jhbf.or.jp/rule/specialrule/specialrule.pdf

とあります。

つまり、春にあるセンバツ高校野球と夏の甲子園(全国高等学校野球選手権大会が私たちが言う「甲子園」です)ではコールドゲームはない、ということです。

地方予選は各都道府県の高等学校野球連盟によって開催されているので、コールドゲームがある、ということです。

ただし、雨天などの悪天候の場合のみに限り、甲子園でもコールドゲームはあります。

悪天候で試合続行が不可能、と判断されると、7回終了時点で雨天コールドになります。

甲子園は地方大会のグラウンドに比べたら良く整備されているので(なんていったって、普通にプロ野球で使いますしね!)、水はけも良く、よほどの悪天候でない限りは雨天コールドにはならないようです。
 

どうしてコールドゲームはないの?

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「規則で定められているのはわかったけど、じゃあなんでそんな規則を作ったの?」と思われる方も多いのでは?

甲子園に立てるのは、各都道府県の予選を勝ち抜き、優勝したチームばかりです。

お互いの学校の実力はだいたい同じ」とみなされ、地方大会ほど力の差があり過ぎる相手と当たりにくい、という考えがあるからだそうです。

地方大会では学校間で野球部の実力差があり過ぎる所と対戦する事がよくあるため、10点差くらいの大差がついてしまうと、もう試合の勝敗は決まったも同然、となりがちです。

しかし、甲子園だと10点差になったとしても、実力がほとんど同じ所と当たっていることが多いため、その点差をひっくり返せる展開があったりします。

点差によるコールドゲームが甲子園では無いのは、点差を付けられているチームが逆転する可能性をなくさないため、という理由もあるようです。

また、厳しい県予選を勝ち抜き、やっと「夢の舞台」である甲子園に立てた球児や高校に敬意を払う、という意味でも、甲子園では得点差によるコールドゲームは採用されていないんだそうです。

それに、大体大差が付く試合って、ちょっと長くなったりしますよね?

ずっと得点しているからこそ、その回が終わらない、すごく長い、なんていうこともあります。

地方大会のグラウンドはあまり照明設備が整っていない所も多いため、一試合に多くの時間を割くことができません。

あまりにも長時間になってしまうと、白球もあまり見えないような照明の中でプレイすることになってしまいます。

しかし、甲子園といえばプロ野球でもナイターをやっているように照明設備も整っており、多少時間が長引いても試合ができます。

このような開催場所の設備も甲子園で得点差によるコールドゲームがない理由になっているようです。

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甲子園にはどのくらい大差がついた試合があるの?

一番大差が付いた試合は、1985年、PL学園対東海大山形の対戦です。

得点は29-7で、なんと22点差

当時のPL学園は、主砲に清原氏、そして投手に桑田氏がいる、いわゆる「KKコンビ」が春のセンバツ、そして夏の甲子園で猛威を振るっていました。

球場では最初応援ムードだったのに、あまりの大差に静まり返ってしまったそうです。

近年では

2006年(平成18年)、清峰対光南での22-3

という19点差が最大のようです。

この時は、8回に清峰が打者一巡し、しかも全員得点して12点も取りました。

記憶に新しいものだと、

2013年(平成25年)常葉菊川対鳴門の対戦 1-17(16点差)

2014年(平成26年)坂出商業対敦賀気比 0-16(同じく16点差)

という試合がありました。
 

雨天によるコールドゲームはある!何年前にあった?

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先ほども紹介しましたが、雨天コールドゲームは甲子園でもあります。

しかし、甲子園で実際に雨天コールドゲームになったのは1993年の鹿児島商工対堀越の試合ぐらいです。

この時は、鹿児島商工が3-0と3点リードした8回表に突然の豪雨に見舞われ、止む無く試合中断。

その後試合続行が不可能だと判断されて、雨天コールドとなり鹿児島商工の勝利となりました。

ちなみに、この時雨天コールドで勝利したために、鹿児島商工は勝利校恒例の校歌斉唱ができませんでした。

一方負けた堀越は、「あと2回あれば逆転できた可能性もあったのに」と悔し涙を流したそうです。

甲子園のコールドゲームの色々がわかっていただけたでしょうか?

この知識で、更にみなさんが夏の甲子園を楽しめるようになれば幸いです。

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