夏休みの俳句を上手に作るコツ!!私が考えた俳句を紹介!?

5.7.5。俳句

どんな印象をもっていますか。

松尾芭蕉の俳句「古池やかわず飛びこむ水の音」。

古臭い?。

でも、ここには芭蕉だけの発見があるのです。

私たちはカエルを、見て、あるいは鳴き声を聞いて「カエルだ」と確認します。

でも芭蕉は「水の音」で、あ、カエルが飛びこんだ、と確認したのです。

これは新しい発見です。

水とカエルの出会いの瞬間です。

正岡子規の俳句「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」もそうです。

法隆寺で鐘が鳴るのはあたりまえです。

でも作者は「柿を食べたら鐘が鳴る」という発見をしたのです。

そんなこと偶然じゃないかって思いますよね。

はい、俳句は偶然の一瞬をつかまえるのです。

どこにどんな偶然があるか、それはあなた次第です。

だから一人ひとり面白い、自分にしかないものができるのです。

それが俳句のおもしろさ。

ということは、毎日のちょっとしたところに、俳句の素はあることになります。

なので、毎日を面白がる心がとても大切です。

言い換えれば、観察する、と言うことです。

見る、聞く、触る、味わう、そうしたなかに、あなただけの発見があります。

それを探すのが、俳句になります。

でも、今まで俳句を作った事がないのに夏休みの宿題で俳句があると、どう書けば良いか分かりませんよね。

ですので、今回は俳句の作り方やコツを紹介します。

最後には私が考えた俳句も紹介するのでぜひ、参考にしてください。

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俳句に使えそうな夏の季語は何がある?

夏の季語は山ほどありますが、私たちの生活に密着したものがいいでしょう。

みなさんに身近なものを挙げてみます。

・夏の付く季語

夏の朝、夏の夜、夏の月(月は秋の季語ですから、夏を限定します)、夏嵐(台風は秋の季語)、夏山、夏の海、夏の河、夏休み、夏痩せ、夏帽子、夏木立、夏祭り

・自然の季語

虹、雷、夕立、炎天、日陰、滝、入道雲

・生活の季語

帰省、避暑、登山、キャンプ、ボート、泳ぎ、水泳、プール、日焼け、はだし、汗、髪洗う、昼寝、花火、

・風物の季語

風鈴、氷、噴水、浴衣(ゆかた)、日傘、サングラス、うちわ、サイダー、ラムネ、麦茶、冷ややっこ、冷ソーメン、

・行事の季語

七夕、河童忌(芥川龍之介の命日)、盂蘭盆(お盆)、迎え火、送り火、墓参り、灯ろう、ナイター

・動植物の季語

蟹、蛇、蝉、玉虫、黄金虫、カブト虫、ハエ、蚊,アリ、トンボ、蛍
木陰、夏草、ひまわり、紫蘇、サルビア、朝顔、ユリ、蓮(睡蓮)、ダリア

・食べ物の季語

スイカ、キュウリ、トマト、ナス、メロン、青りんご、桃、かき氷、アイス

これだけあれば、あ、あの時の、と場面が浮かぶものがきっとありますよね。
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俳句の作り方のコツ!

シャッターチャンスをつかまえろ

俳句は写真。

一瞬を切り取ります。

自分の感動を大切に、伝えたい瞬間をおさえましょう。

例えば先ほどの芭蕉の句「古池やかわず飛びこむ水の音」では、池を見た瞬間に、カエルが飛びこんだ音がした、そのハッとした一瞬を詠んでいるのです。

時間的にもほんの一瞬だから、17音で十分なのです。

あれこれ言わないことが俳句のコツです。

では正岡子規の句「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」はどうでしょう。

ここには二つの動きがあります。

「柿を食べる」と「鐘が鳴る」は、別のことです。

ところが読む私たちは、なんだか納得します。

それは「法隆寺」という場所だから。

このように全く別のことを意味あるように結び付けられるのも、詩歌の力です。

でも、これはかなり難しいのです。

ただ「鐘が鳴る」という状態を考えてもらうと、先ほどの芭蕉の句と違って時間が長いですよね。

お寺の鐘は「ゴーン、ゴーン」と、かなり余韻があります。

ここでは時間もゆったり流れます。

つまり、俳句は言葉の選びかた次第で、ビデオにもなるということです。

季語は1語だけ

俳句にとって季語の役割はとても大きなものです。

季語は、読み手に季節を示します。

季語によって私たちは、作者と季節を共にするのです。

さらに同じ日本に住む者同士、その一言で分かりあうのです。

「冬」といえば寒いし、「花火」といえば夏のものです。

氷は冷たいです。だから、季語には余計な説明がいりません

例えば「スイカ」といえば赤くて甘いものです。

「甘いスイカ」なんて言わなくてもいい。

それが季語の役割です。だから17音でいいのです。

一つの俳句に季語は一語のみ

これが大切なことです。

また、一瞬をとらえて、それをちょっと動かすかどうか、です。

例えば「雷に昼寝邪魔され目が覚める」と言いたい。

でも季語が重なります

これはなぜいけないのでしょう。

雷が鳴ったら昼寝どころか、夜中でも目がさめます。

あまりにも当たり前すぎます。

季語が一つ、と言われると、そこで工夫をしなくてはなりません。

それが、俳句なのです。

思ったことをそのまま、ではなく、約束にしたがって言うところが頑張りどころです。

「雷が知らせる塾の時間かな」「雷に起こされ部屋を片付ける」などと、工夫しましょう。

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動詞も一つだけ

先ほども言いましたが、動きがいろいろあると焦点がボケます。

動詞は一つにしましょう。

でも必ず一つは、動きを入れましょう。

「飛びこむ」「食べる」「鳴く」「笑う」、いくらでもありますよ。

目は動くものに集中します。

ある意味、これが決めてかもしれません。

どんなとき、それをやったのか、やるのか、季語と場を示せば出来上がりです。

あとは、並べ替えたり、もっといい言葉はないか変えたり「推敲」してください。
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私の考えた俳句はコレ!

最後に私が考えた俳句を紹介します。

・卓球部きょうで引退汗を拭く
・夕立に子犬も一緒に雨宿り
・夕立やかけこむ先は無人駅
・塾帰り私を見送る夏の月
・じいちゃんのスイカ最高また来るね
・ひまわりが見張っているよ宿題だ
・カブト虫投げられ泣いた幼い日
・朝顔を数えて母は出勤だ
・弟はトマト嫌いを治せない
・部活動アイスが来たぞ拍手湧く
・夏の雲あの下で祖母が待っている
・夏祭りあの子とあの子カップルだ
・もう絶交すぐにキャンプで仲直り
・去年着た金魚のゆかた妹に
・久しぶり花火しようよいとこたち
・水泳のあとの授業の眠さかな
・昼寝するモナリザの絵を下敷きに

俳句は夏休みの宿題の中ですぐに終わりそうで、つい後回しになりがちですが、様々な俳句を読んで自分の世界を17音にしてみてください。

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