実は食中毒は人からうつる!!感染しないための予防法とは!?

ひと昔前まで「食中毒」は夏に多く発生していたのですが、

ここ数年は気候の変化や、生活習慣の変化などにより、年間を通じて発生するようになってきました。

さらに、これまで食中毒の危険性が高いとされていた食品を食べた人はもとより、対象の食品を食べていない人の間でも発生が確認されるようになってきました。

えっ!食べていないのに食中毒を発症するの?

はい。

どうやら、食中毒の種類によっては人から人へも感染するらしいのです。

今回は、この食中毒の感染についてまとめてみます。

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食中毒の原因って何

食中毒の大元の原因は、「有害、有毒な物質に汚染された食品を食べること」です。

その結果、下痢、嘔吐、発熱、痙攣などを起こすと、つまりこれが「食中毒」です。

細かく区別しますと、

  • 寄生虫(魚:アニサキス、食肉:トキソプラズマなど)
  • 菌(黄色ブドウ球菌、ボツリヌス菌、病原性大腸菌O157など)
  • ウイルス(ノロウイルス、ロタウイルス、肝炎ウイルスなど)
  • 化学物質(多量の薬品など)
  • 自然界に存在する毒素(毒キノコ、フグ毒など)

これらが食品を汚染しています。

それぞれ特異な症状もありますが、素人目には判別がつかない例も多く、多少、食べた食品から推測することは出来ても、それが必ずしも正しいとは限りません。

間違った対処を行うと、症状を悪化させてしまうこともあります。

軽症であれば短時間で症状が治まりますが、重症であれば命の危険も伴います。

この見極めはとても難しいので、もしも症状が表れたら、速やかに病院で診てもらうことをお勧めします。

食中毒は人にうつるの?

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前述もしましたが、食中毒も種類によってはうつります

「有害、有毒な物質に汚染された食品を食べること」

という定義にこだわれば、人から感染した時点で「食中毒」とは言わないのですが、あくまでもこの定義は感染経路を指しているだけで、原因物質と症状は表していません。

感染者を看病していて2次感染する場合も大いにあるのです。

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どうやって食中毒はうつる?

少しややこしいのですが、ここで言う「食中毒」とは、1次感染者だけではなく、症状が同じだが実際には汚染食品を食べていない2次感染者以降も、同じ「食中毒」として扱います。

こうなると、感染方法は他の感染症となんら変わりません。

  • 感染者の吐く息からの飛沫感染
  • 感染者の嘔吐物や便を処理した手や器具を介しての感染
  • 1次感染源がペットなどの動物で、その動物や糞尿に触れることによる感染

上記全てのケースで、汚染物質は口から入っての感染です。

食中毒は消化器官、特に胃や腸へダメージを与えます。

汚染が疑われるような食品を食べておらず、感染が2次感染であることが断定できれば、その原因は「ウイルス」によると判断できます。

ウイルス以外、2次感染はほとんどありません。

ウイルス性の食中毒の例として、以前は二枚貝からノロウイルスに感染すると考えられていましたが、最近では、ノロウイルスは人から人への感染が主と言われています。
 

うつされないための予防法

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ノロウイルスは、飛沫感染が一番怖いです。

感染者のくしゃみや咳でウイルスが空中に放出され、しばらく空気を漂った末にそれを吸い込んでしまうケースですね。

世間でノロウイルスの流行が見られる場合は人込みもなるべく避けたいです。

仕方なくそういった場所に行く場合や、感染者を看病するなどの関わりがある場合は、マスクを着用しておいた方が安心です。

あとは、感染者の触ったものから間接的に感染することもあります。

嘔吐物や便を処理した手や器具からも感染の可能性があります。

公衆トイレのドアノブなどから感染するケースもあります。

これらの予防には、徹底した手洗いと消毒が有効です。

消毒はノロウイルスの場合、普通のアルコール消毒は効果がありません。

市販の塩素系漂白剤を水で薄めて使用します。

消毒液分量としては、嘔吐物などに直接使用する場合は水で50倍に、便座などの拭き掃除用や衣類の洗濯用は水で250倍に薄めて作ります。

どちらも消毒後は塩素による皮膚ただれ防止のために水でよく洗い流してください。

また、拭き掃除で消毒した場合も同様に、水で洗い流すか乾いた布でよくふき取ってください。

ここまでは、感染予防で書かせていただきましたが、最後にもう一度、感染してしまった場合のことも書いておきます。

最後に

食中毒の症状があらわれたら、出来る限り早く病院で診てもらいましょう。

食中毒はその原因の食品を食べていなくても発症します。

そしてその病状は思っている以上に悪化することもあります。

カンピロバクターが原因の食中毒は、後に後遺症と言える「ギラン・バレー症候群」を発症してしまうケースも報告があるのです。

食中毒は残念ながら、意外と近くにその危険が潜んでいることを知っておきましょう。

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