メントスとコーラでなぜ吹き出るの?原理を簡単に解説!

公園でメントスとコーラを持っている子供の姿を発見。この光景を見るともうメントスコーラしか思いつきませんよね。

私も小さい頃にはコーラとメントスを手にして実験したのが懐かしいです。

でも、どうしてメントスにコーラを入れるだけで泡が一気に吹き出る現象が起きるのか不思議ではありませんか?

また、メントスコーラを見てある事に気づきませんか?

そう。コーラを飲みながらメントスを食べるとどうなってしまうのかという事。少量なら問題ないと思いますが、もし、たくさんメントスを食べてたくさんのコーラを飲んだら体の中で大変な事が起きそうですよね。

なので、今回はメントスコーラの原理を解明していきます。

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メントスコーラの原理!どうして泡が出るの

メントスをコーラに入れて一気にに泡が吹き出る原理は2つ。

  • ゼラチンやアラビアガムなどメントスに含まれる成分
  • メントスの表面にたくさんある穴・くぼみ

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肉眼では表面の穴・くぼみは確認できませんね。

では、どうしてこの2つの原理でメントスコーラが起きるのか?実はこの原理を理解するにはコーラやサイダーなどの炭酸飲料がどうして泡を出すのか分かることが大切。

これさえ理解できればメントスコーラの原理は簡単に分かります。なので、まずは炭酸飲料から泡が出る原理から見ていきましょう。

炭酸飲料から泡が出る原理

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そもそも炭酸飲料は大量の二酸化炭素を溶かした飲み物で、その中に含まれている二酸化炭素がある程度集まると炭酸ガスとしてあの泡になります。

でも、二酸化炭素は非常に溶けにくい性質

だから、炭酸飲料の中の二酸化炭素は常に不安定です。きっとコーラの中にある二酸化炭素も早く外に出たいと思っているでしょう。

また、コーラを初めて開けるとプシュッとなりますよね。これは圧力によって無理矢理、二酸化炭素を溶かしている状態。

なので、コーラの中にある二酸化炭素は常に外に出ようとしています。しかし、それを逃げないように防いでいるのが表面張力が強い水。

ただ、表面張力と言われても分からないと思うので、簡単に説明すると液体が小さくまとまろうとする力の事です。←水分子という粒が集まってできている水の場合、正確には水分子と水分子が引っ張りあって小さくまとまろうとする力です。

そして、この表面張力は私たちの身近にもあって、例えば、欲張ってコップいっぱいに水を入れたとき、溢れそうなのに盛り上がって水が溢れないことがありますよね。

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こんな感じ。

また、水滴を垂らしたときも小さくまとまろうとする力が働いて、平らにはならず少し丸くなっていますよね。これが表面張力です。

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これと同じようにコーラの中でも二酸化炭素炭素が外に出て行くのを水の小さくまとまろうとするチカラ(表面張力)で防いでいます。

これを理解できたらメントスコーラの原理が少し分かるのではないでしょうか?

それはズバリ!

表面張力を弱めるものをコーラに入れれば良い。

そして、炭酸飲料の泡が出る原理はもう一つあって、それは「デコボコしているものを入れる」です。

コップにコーラを入れている様子をイメージしてください。その時、泡はどこから出ていますか?もちろん、コップの側面や底で、真ん中からは出ていませんよね。

これはコップの側面・底が傷ついていたり、目には見えない小さなボコボコがあるから。

そもそも泡(炭酸ガス)ができるにはコーラに溶けてる二酸化炭素がある程度集まることでした。なので、コップの傷やデコボコは二酸化炭素が集まって泡を作るのに最適な場所ということ。ビールに塩を入れると泡立つのもこれと同じ原理です。

つまり、言い換えれば泡をたくさん出すにはデコボコしたものをコーラに入れれば良いという事です。

では、これをメントスコーラに当てはめて考えていきましょう。

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メントスコーラで泡が出る仕組み

炭酸飲料で泡を出すには・・・

  • 表面張力を弱めるものを入れる
  • 表面がデコボコしたものを入れる

この2つでした。

そして、メントスコーラの原理も・・・

  • ゼラチンやアラビアガムなどメントスに含まれる成分
  • メントスの表面にたくさんある穴・くぼみ

この2つでしたよね。

これでもう分かりました?そう。メントスに含まれるゼラチン・アラビアンガムの成分が表面張力を弱めます。こういう物質を界面活性剤と言うのですが、簡単にすると性質を変える物質だと思ってください。

なので、メントスコーラは

メントスがコーラに溶ける→ゼラチン・アラビアンガムなどが表面張力を弱める→たくさんの炭酸が外に出れるようになる→一気に泡が出る

こんな流れです。

そして、メントスの断面図を見てみるとハードキャンディ・ソフトキャンディ・糖衣となっていて、この糖衣に約20層のデコボコ、くぼみがあります。

炭酸飲料の原理によると泡ができる最適な場所はボコボコしていたり、傷がある所でしたよね。メントスコーラの原理も同じでメントスのボコボコ・くぼみが泡を作りやすい場所となって、一気に大量の泡ができる現象が起こります。

つまり、メントスコーラはメントスの成分と表面の形によって起きます。

ところで、仕組みが分かっても気になるのが、もしメントスを食べながらコーラを飲んだらどうなるのか?という事です。もし、危険なら間違ってもコーラと一緒に食べないようにしないといけませんよね。

なので、次はメントスコーラが原因で起こった事故を紹介していきます。

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メントスコーラが原因で起こった事故

メントスコーラが原因で起こった事故にこんな有名なお話があります。

2008年頃、中国のある大学に通っている大学生(21歳)が家で友達と一緒に動画を見てました。そこで見つけたのがメントスコーラの動画です。これを見た友達が体の中でやったらどうなるのだろうと疑問に思ったのでしょう。

自分がやってみると言ってコーラを一気に飲み、メントスを2.3個食べました。すると、どうなったのか?

口や鼻から大量のコーラを吐き出し、お腹が膨れて呼吸困難になって救急車で運ばれました。病院では胃の粘膜が傷ついていると先生から言われ、専門家はこのような危険なマネしてはいけないと言ったそうです。

ただ、この事故の動画、ニュースで取り上げた映像、新聞記事はいっさい残っていません。なので、本当かどうかは分かりませんが、ちょっと恐ろしいですね。

また、これからはコーラを飲みながらメントスを食べないようにしないと!って思いましたか?
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でも、安心してください。普通にメントスを食べながらコーラを飲む分には安全です。第一にメントスを食べるという事はたくさん噛んだ後に体の中に入るので、表面のボコボコ・くぼみはなくなり泡はたくさん発生しなくなります。

また、コーラも飲んだら表面貼力が弱って、二酸化炭素が外に出れるようになるので、胃に入る頃にはコーラに含まれる炭酸は抜けているんです。なので、普通に食べる分には安全で体の中でメントスコーラの現象は起こりません。

そうなると気になるのがあの事故は嘘だったのでないかという事。実は、これをアメリカで放送されていたテレビ番組が豚を使って検証しています。

番組では豚に胃液と同じになるように酸を入れて人間と似た状態を作り、そこにメントスとコーラを体内に入れるとどうなるかという検証でした。気になる結果は「何も変化は起きない」です。

コーラの二酸化炭素は食道を通って胃に行くまでに完全に抜けてしまいメントスコーラが豚の体内で起きる事はありませんでした。なので、あの事故はデマだったかもしれません。

また、メントスとコーラなら一緒に食べる人がいそうですよね。もし、あの事故が本当だったら危険があるのでメントスに何かしらの注意書きがあるはずです。

最後に

メントスコーラの原理を簡単にすると、

  1. コーラの中の二酸化炭素は溶けにくい性質で不安定なので外に出ようとする
  2. その二酸化炭素がいくつか集まれば泡となる
  3. ただ、水の小さくまとまろうとする力が外に出るのを防ぐ
  4. メントスの成分がその力を弱め、さらに表面のボコボコが泡を作るのに最適な場所。
  5. 結果、泡の大量発生

この流れでしたね。

今までずっとメントスコーラと言っていましたが、実はメントスの販売元のアメリカ法人がこの現象をメントスカイザーと決めいるんです。正式名が付いているなんて驚きですね。

そして、このメントスカイザーの最高記録が約7メートル。建物にすると3階分です。私が今住んでいる家が2階建ての一軒家なので余裕で超えますね。

また、メントスカイザーは面白い現象ですが、家でやると床がびしゃびしょになったり、メントスをたくさん入れた後にキャップを閉めるとペットボトルが爆発する可能性があります。なので、行うときには安全に気をつけるようにしましょう。

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